「夏詣」とは?

我々日本人は大晦日に「年越しの大祓」で一年の罪穢れを祓い清め、
翌日の元日は新しい年に始まりとして、
その年の平穏を願い神社・仏閣に詣でる「初詣」を行います。

一年の始まりから六ヶ月…
同じく罪穢れを祓い清める「夏越しの大祓」を経て、
過ぎし半年の無事を感謝し来る半年の更なる平穏を願うべく、
年の半分の節目として、七月一日以降にも神社・仏閣に詣でます。

この新たな習慣を「夏詣」と称して、
我が国の守り伝えるべき風習となるよう、共に育てていきたいと思います。

https://natsumoude.com/

当社での開催期間:令和4年6月11日(土)〜8月14日(日)
 
<祭 事>
 
茅《ち》の輪《わ》くぐり(自由参加)
  参道に設置した「大祓式《おおはらえしき》」の茅の輪をくぐってお参りください。授与所で大祓人形《おおはらえひとがた》も受付けます。(初穂料はご随意)

夏越《なごしの》大祓式と茅の輪くぐり神事
 (自由参加、開始時刻10分前までにご参集ください)
  6月30日 午後3時〜
  半年間の罪汚れを祓い清め、無病息災を祈る古来から伝わる儀式です。
  参列者のみなさんは人形《ひとがた》に自分の罪《つみ》穢《けが》れを託し、自身を切麻《きりぬさ》で祓い清め、神職のお祓いを受けます。
  引き続き「茅の輪くぐりの神事」を行います。

月旦祭(自由参加、きちんとした服装で開始時刻10分前までにご参集ください)
  7月1日・8月1日 午前10時〜 月初めの祭典、この月の平安と繁栄あわせて疫病終息を祈ります。

義公誕辰祭(招待者のみ参列できます)
  7月11日 午前11時〜 御祭神:高譲味道根命(徳川光圀公)のご生誕を祝う祭典です。

月例祭(自由参加、きちんとした服装で開始時刻10分前までにご参集ください)
  7月12日・8月12日 午前10時〜 月半ばの祭典、この月の平安と繁栄あわせて疫病終息を祈ります。

 
 
<催 事>

★ 古《いにしえ》の七夕の儀式「乞巧奠《きっこうでん》」の祭壇「星の座」を、能楽殿に設置 
 【展示期間:7/1~7、7/29~8/4 (旧暦の7/1~7)】
  「乞」は願うこと。「巧」は上手になること、「奠」は供え物をして祀ること。
  牽牛・織女星にお供え物をして、主に女性が手芸・裁縫などの上達を願う祭儀です。
  奈良時代に唐より伝わり、宮中の節会となりました。旧暦7月7日(七夕)の夜、庭に祭壇「星の座」を設けて、海山の幸などを供え、五色の糸をより合わせた糸を通した金銀の針を供えます。香をたき、灯明を捧げて、牽牛と織女が逢えるよう祈願する祭壇です。
  7/7、8/4に雅楽演奏を予定。

笹竹の七夕飾り 7月1日〜7日 (期間終了後は、短冊のお祓いをしてお焚き上げします)
  授与所に短冊の用意がありますので、願い事を記入して自由につりさげて下さい。
  折り紙等の自作の飾り付けも歓迎します。どうぞご自由に。

「夏詣」御朱印授与  初穂料500円
  通常「偕楽園瓢箪型印」に替えて「夏詣」印を押します。(昨年とは違う色の印肉を使用)

「夏詣」祈願風鈴  初穂料1,000円 (二週間後にお持ち帰りいただけます)数量限定
  短冊に願い事を書いて風鈴を掛けることで、そよ風が神様へと願い事を運んでくれます。
  日本人は風鈴の音に涼しさを感じる優れた感性を持っていて、その涼やかな音は邪気を祓い清めます。風鈴本体への絵付けも可能です。

「夏詣」幟旗と提灯の掲出
  昨年同様、境内に掲出しますので、記念撮影の背景等にご活用下さい。

★ 水みくじ 初穂料200円(数量限定)

★ ドライミスト噴出(7月中旬〜)

「夏詣」期間中、みなさまのご参拝をお待ちしております。
境内では、コロナ禍のマナーにご協力をお願い申し上げます。